コラム「一言進言」
3市が強力に連携を
~周南市が音頭を取って~
■あけましておめでとうございます。昨年の漢字は「安」だった。安倍総理は「安」が二倍だと喜んだそうだ。安倍政権が安定して、今年も安倍一強が続きそうだ。夏の参議院選挙も大きな変化は起きそうにない。毎年のように総理が変わっていた一時に比べて、安定した。さて、周南地区はどうだろうか。周南市は新駅ビル問題が焦点になりそうだ。住民投票までになるのか注目される。光市も下松市も市長選挙があり、変化が起きるのか。今のところ現職有利で、どんでん返しのうわさも少ない。こちらも安定が続くのか。
■周南地域で大きなテーマは、周南三市の連携が市長選後、どう進むかだ。観光行政は何とかスタートした。難しいだろうが広域消防のあり方も考えられるべきだろう。何より、少子化対策を含めた、若者定住の取り組みが期待される。職場と住まいは市境を越えて存在している。大きな視野で取り組むことで、その効果は倍増する。
■高校教育も今年から全日制普通科の校区が県内全域になる。二〇二四年度までの再編整備計画では南陽工、華陵、光丘、熊毛北の統廃合も検討の対象とされている。通学圏内の問題では市境は関係ない。多様な高校生を生み出すためにも、三市が協力して、どうしたら高校生のニーズに、社会の要望に応えられる高校配置が適切なのか、地域として考え、県に訴える時だ。単市だけの問題ではなくなった。
■フェリー乗り場の建て替えも大きなテーマだ。周南地区の海の玄関口である港周辺をどう構築するか。広くアイデアを募り、九州との出入り口としてさらなる有効活用はできないか、知恵を絞る課題だ。
■一昨年、徳山駅前に周南観光コンベンション協会のまちのポートができて、下松市、光市の特産品も提供できるようになった。徳山駅は三市の玄関口。三市が競うところは競い、協力すべきところは協力する体制が強固になれば、全国でも有数の地方都市圏が形成される。
■コンビナート企業群を抱えた周南地域の底力は、全国でもまれな状況だ。優秀な中小企業も多い。三市の商工会議所、商工会の会員も足せば相当数になる。リーダーたちの動き次第で連携できそうだ。アイデアと行動力で、まだまだ伸びる余地は大きい。今年はあらゆる分野で三市が連携し、若者もお年寄りも未来を感じさせる一年になってほしいものだ。
■そのためには周南市が何よりもリーダー役を買って出ることだ。今年の初夢は、現実的だ。今年も「一言進言」をよろしくお願いします。
(中島 進)
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