2026年04月29日(水)

コラム「一言進言」

「しゅうニャン市」を徳山市に?

〜キャンペーンに怒りの声〜

■木村市長が3選を目指す。確か、最初の選挙時、2期しかしないと言っていたが、やり残したことがあるらしい。シティープロモーション事業の「しゅうニャン市」キャンペーンは随分論議を呼んだ。市議会の議決もわずか1票の差でかろうじて可決した。賛成した議員も積極的に支持する声は少なかった。小川亮元徳山市長も「止めていただきたい」と訴えていた。

■民間人たちが面白がって楽しむには良いが、行政が多額の税金を投入して、人件費も含むと1億円をはるかに超える経費をかけている。これだけ市民の意見が割れた施策はない。新南陽地区の人の中には「これなら徳山市に戻したほうが良い」と熱く語る人も多くなった。

■大阪の逃亡犯が道の駅「ソレーネ周南」で捕まって、全国的に話題になった。「周南市」の名前が飛び交った。格好の宣伝になった。ビートたけしの番組で、安住アナウンサーと「周南市ってどこ?」「宇部と広島の中間ぐらい?」「確か徳山ってとこじゃない」。これが一般的な認識なんだろう。

■のぞみが止まる駅として、徳山の認知度は高い。工業関係者には、トクヤマ、出光興産徳山製油所などで、徳山の地名は知らない人はいないぐらいだ。特に、徳山曹達からトクヤマと市名そのものを社名にしたことは大きかった。

■新南陽地区は戦時中、一時徳山市だった。戦後、福川町、富田町として独立したが、その後、南陽町となり、新南陽市となった。新南陽地区の人は、戦前戦後を通じて何度も町名、市名が変わり、遂には徳山市との合併で周南市になった。それを「しゅうニャン市」とだじゃれ的に遊んだから、勘弁してくれと言う人が多い。新南陽駅は旧来、周防富田駅だった。駅名と市名はなるべく一致したほうが良い。わかりやすい。

■「しゅうニャン市キャラバン隊」まで登場。市職員を全国に回らせている。周南市の何を売り込むのか議論もない。木村市長の力の入れようはすさまじい。一方で、ホテル、ザ・グラマシーがなくなり、街中で県内外から人を集めようにも場所がなくなった。何もしないより「しゅうニャン市」キャンペーンでもしたほうがいい、というのが賛成者の一般的な意見だ。

■さて、市議会議員の皆さんはどうしたいのだろうか。そろそろ徳山市にしてすっきりしようという論議が起こってもおかしくない。新幹線駅を街中に作った苦労は、並大抵ではなかった。

(中島 

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