2024年12月11日(水)

コラム「一言進言」

選挙に関心薄くなるばかり

~啓もう活動をもっと!~

■厚労省の統計不正は、連日マスコミを賑わしているが、庶民の関心はほとんど無いようだ。直接生活に影響しないと思っているのか。モリカケ問題で、お役人は不正をするのが当たり前になってきたのか。東大出など優秀な人が大集合している組織だが、このずさんさはやりきれない。勉強できる頭なのに、凡人と使うところが違うのだろうか。
■大企業の不正もあとを絶たない。優秀な集団がどうなっているのだろうか。大人たちのモラルの劣化が著しい。自分さえ良かったら、と個人主義が横行しているのか。ちゃんと勉強してきた人たちのはずだ。公務員も、企業の人も善悪の区別がつかなくなった。一部とはいえ多すぎる。
■周南市の官製談合も、市民の関心は薄い。裁判で前部長の名前まで出るぐらい、根の深さを感じさせるが、市長はじめ幹部の感覚は鈍い。個人の問題と片付けそうな雰囲気だ。研修会も外部だけに頼るありさまだ。幹部が一人一人と面談して教えていくぐらいは当たり前だ。組織としてどう対応するのか発表がない。入札日まで金額を知る人を限定するとか、チームとしての対応はどうするのだろうか。
■地方選挙に関心ある市民が圧倒的に減少した。選挙管理委員会も、投票率達成目標ぐらい立てて臨んでほしいものだ。昔、明るい選挙推進協議会の一員だった。まだ多少は日常的な啓もう活動を論議していた。選挙権も18歳以上に与えられた。若者たちにどう啓もうしていくか、とくに高校生たちにどう働きかけるのか。当時もそのための予算の少なさに驚いた。
■「誰がなっても変わらんけ~」が一般的な感想だ。立候補者たちも、どこをどう変えるかを訴える選挙が望ましい。金太郎あめのような公約が延々と続けば、市民にあきらめムードがまん延する。県議会議員はもっと顕著だ。県政のどこを変えていくのか、明確に訴えて欲しいものだ。議員になるのが目標ではだめだ。市民ももう少し考えてみよう。

(中島 

LINEで送る
一覧に戻る
今日の紙面
山口コーウン株式会社

「安全で 安心して 長く勤められる会社」をスローガンに、東ソー株式会社等の化学製品を安全かつ確実にお届けしています。安全輸送の実績でゴールドGマーク認定を受け、従業員が安心して働ける環境と「15の福利厚生」で従業員の人生に寄り添っています。

volkswagen周南シティ

予約注文開始!!フォルクスワーゲンの新型モデル、ぞくぞく登場!2024年12月7日・8日、Passatデビューイベントを開催します!

サマンサジャパン

来院者の方へもっと目配り、気配りをしたい。物品の補充や搬送に時間を取られる・・・
サマンサジャパンでは医療従事者の方がより医療に専念できるよう、コンシェルジュ、受付、看護助手、清掃、設備など様々な業務を行っています。

株式会社トクヤマ

トクヤマは、電子材料・ライフサイエンス・環境事業・化成品・セメントの各分野で、もっと幸せな未来をつくる価値創造型企業です。