2026年04月29日(水)

コラム「一言進言」

あるビジネスマンの市議挑戦

~勉強しようもっとどん欲に~

■投票にいかなかった人に聞くと、「興味が無い」「誰がなっても変わらない」が圧倒的に多い。全国的だが、最近の投票率の低下はどうしたもんか。国政選挙だけでなく、身近な地方選挙も毎回投票率を下げている。各市の選挙は全て同じ傾向なのが恐ろしい。

■この日曜日は光市の市長、市議選挙だ。わが社もこの1カ月、相当の紙面を割いて選挙がらみの記事を掲載してきた。しかし、反応の鈍さはどうだろうか。光市の知人に聞いても盛り上がりを感じない。市議選では「応援したい人がいないんですよ」と冷ややかだ。

■正直申し訳ないが、周南市をはじめ、小さくても光る新人市議会議員候補が少なくなった。ある人は「就職活動と思ってるんじゃないか」とこっぴどい感想を語る人もいる。しかしはっきり言って勉強不足のそしりは免れまい。地域のこと、社会の仕組み、目標とすべきこと、もう少し自分の言葉で語って欲しいものだ。

■近く日本地域研究所から「ビジネスマンよ議員を目指せ!-セカンドキャリアのすすめ-」の題で一冊の本が出版される。もともとIT業界のビジネスマンだった筆者(51)が書いた。市議会議員を目指したのは「やりがいがあって、定年がないから」だった。営業や管理などビジネスパーソンのスキルは地方議員に有効だと思った。

■見事初当選するが、「マーケティング」として選挙戦略を立てた。ターゲットは党派や主義より「人物本位」で選びやすい40~50代に絞った。リーフレットの配る場所、何時に配るかまで考えた。1千軒を一度回るより、300軒を3度回るほうがはるかに有効だと解析した。働く層がターゲットだけに「通勤の利便性改善」を政策の柱においた。

■選挙公約を見たらどの程度考えて立候補したかがわかる。「安心・安全な町作り」「みんなが幸せになる地域に」金太郎飴のような公約だらけだ。東日本大震災の後、一人の市議が注目を浴びた。彼だけが10年以上「避難道路を作ろう」と訴え続けた。おかげで道路は完成。多くの市民の命がその避難道で救われた。

■就職活動でも良い。市議会議員になった以上、「市民にとって不足しているもの、市民が困っているものは何?」と聞かれて即座に答えが出せるよう、勉強を怠ることが無きように。

(中島 

LINEで送る
一覧に戻る
今日の紙面
出光興産

出光興産徳山事業所は、エネルギーと素材の安定供給を通じて産業や暮らしを支えています。環境負荷低減や安全操業に取り組み、地域とともに持続可能な社会の実現に貢献していきます。

スバル合同会計 周南事務所

相続時や建物の購入売却時の相続税・資産税のご相談。
大切に育てた事業の譲渡や事業の拡大にむけて、複数の専門業者との提携で、お客さまの求める結果を一緒に目指します。

サマンサジャパン

来院者の方へもっと目配り、気配りをしたい。物品の補充や搬送に時間を取られる・・・
サマンサジャパンでは医療従事者の方がより医療に専念できるよう、コンシェルジュ、受付、看護助手、清掃、設備など様々な業務を行っています。

周南公立大学

2024年春、周南公立大学は新学部学科を開設しました。経済経営学部(経済経営学科)、人間健康科学部(スポーツ健康科学科・看護学科・福祉学科)、情報科学部(情報科学科)の3学部5学科体制となりました。大学の活動や入試情報も随時公開中!