2026年05月02日(土)

コラム「一言進言」

50%以上の投票率を

~市長は大きな権限を持っている~

20年ぶりに下松市長選がある。いかに故井川成正前市長の威力がすごかったかを表している。旧徳山市の時も小川亮市長の時代は2期目から4期目までは無投票か無風だった。さすがに5期目は「もういいだろう」の声も大きくなって様々な人の擁立話が出たが、有力な人はしり込みして出馬要請を断っていた。故小川元市長は旧自治省出身らしく、市内全域のコミュニティー組織作りに熱心で、見事なコミュニティー組織を構築した。しかしインフラ整備には失敗して、新たな道路は1本も出来なかった。

小川さんとも仲の良かった当時市議でアイデアマンだった故宇山和昭さんが出馬を決意したが、小川さんが構築したコミュニティー組織は強固で、残念ながら力及ばなかった。街中の有力者の中でも「5期はさすがに長すぎだ」の声も多くあったが、現職の小川さんにたてつく人は極少数派になっていた。そんな中、最後まで宇山さんを応援したのは故藤井真県議だった。

今回の下松市長選は複雑だが、心配なのは投票率だ。故井川前市長の2期目は合併の是非を問う選挙だった。当然関心も高く、73.1%の投票率だった。一体20年ぶりの市長選だがどういう投票行為を市民は取るか興味深々だ。故井川前市長を応援してきた人たちは現職の国井益雄候補を選ぶのか、長女の井川明美候補を選ぶのか、それとも投票するのを躊躇して投票所に行かないのか。

最近は悲しくなるほど投票率が下がっている。市長は大きな権限を持っており、自分たちの生活に直結する大事な選挙だ。正直、多くの下松市民は合併しなくて良かったと思っている。あの時の市民の選択は間違っていなかったと思う人も多い。今回はそうしたテーマがないだけに心配だ。しかし、市長次第で住み良さも、活気も変わってくる。

じっくり両候補の話を聞いていたら、下松市がどんな方向に行きそうかわかってくる。人口が増えそうなのはどちらか、道路が良くなり住みやすくて活気が増すのはどちらの方か、お年寄りが元気に暮らしていけそうなのはどちらなのか、自分が望むことを少しでも実現してくれそうな人を選んで投票に行くべきだ。まずは2人に1人、50%以上の投票率になることを祈るばかりだ。

(中島 

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