2026年09月29日(火)

コラム・エッセイ

ゆめ風車まつり

新しい出会いに向けて-この町・あの人・この話- 浅海道子

 14日は第18回のゆめ風車まつりだった。多くの市民が家族連れで集い、ゆめ風車を見上げる永源山公園を舞台にしたさまざまなパフォーマンスやフリマ巡りを楽しんだ。

 一般市民手づくりという形で始まったこの祭りは、市民有志の実行委員会に市の担当課が事務局となって、ほぼ半年前から企画、打ち合わせを重ねて準備にかかっている。

 私も縁あって第1回から関わってきた。最初のころはまじめに会合に参加し、役目を果たしていたのだが、年々忙しくなり、体力の衰えが加わって、次第に準備会合への参加が少なくなってしまっている。

 それでも、大切な開催当日のあいさつのお役目だけは果たさなければと、どんなに忙しくても当日は祭りに参加してきた。ところが今年は、前日どうも様子がおかしい。かなりの発熱で、インフルエンザではないかとの診断に、やむなく参加断念を伝え、実行委員会のメンバーにあいさつの代理をお願いした。

 結局、何の役目も果たせないまま人任せになり、私にとっては何とも格好の悪い、申し訳ない今年のゆめ風車まつりとなったが、好天に恵まれ、いつものように楽しく盛り上がった1日が無事終了したということを聞き、ほっと胸をなでおろしている。

 この第18回が平成最後の祭りとなるが、新しい年号となっても、さらに歴史を重ねて行くことだろう。

 一つの行事を企画、実行し、成功させることは素晴らしいことで、そのためには多くの努力と協力が必要だ。その行事を長く継続させてゆくためにはさらに多くのエネルギーが必要で、何よりもその行事を理解し、情熱を持って支える縁の下の力持ちの存在が欠かせない。

 このゆめ風車まつりでも古くからの実行委員のHさん、Tさん、Kさん、Aさん、Yさんを中心に集まり、事務局となる市公園花とみどり課の担当者と共に議論を重ね、その結論をもとに準備を進めて行く。皆さん昼間は仕事を持っていて、会合はいつも夜になるのだが、そんな不満は出ることなく、和気あいあいの中に熱心な議論が交わされる。

 祭りの日、さまざまなパフォーマンスを演ずる者と観る者と、共に楽しく過ごす1日のために、創造と奉仕の気持ちに満ちて、半年も前から黙々と準備を進めてきた人たちがいることを忘れないでほしいと思う。

 「継続は力なり」とはよく知られた格言だが、同時に「継続するには力が要る」のだ。多くの人に、その力となってほしいと願っている。

(カナダ友好協会代表)

さあ、餅まきだよ

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