コラム・エッセイ
HOLE No.1『ゴルフが今、熱いのだ!』
カリスマコーチ 岩本砂織のTop of the GOLF!!夏の夕暮れ、芝の香り、そして虫やカエルの鳴き声を耳にすると自然と心が弾む。夕暮れのラウンドでキャディバックを背にクラブとクラブが当たるカシャカシャと歩幅に合わせて単調な音が続くのだが、何ともこれ、気持ちが良いのである。全英女子オープンゴルフで42年ぶりに渋野日向子選手がメジャー制覇、次にアマチュアの梶谷翼選手がオーガスタナショナル女子アマで優勝、その後すぐに松山英樹選手がマスターズ優勝をするなど、海外で男子も女子もゴルフが熱いのである!
あっ、申し遅れました、わたくし山口県周南市(旧徳山市)出身、現在は東京都在住の岩本砂織と申します。スポーツ界、もうちょっと掘り下げますとゴルフ界であれやこれやとやっております。
現在私はゴルフ競技でオリンピック委員会強化スタッフやナショナルチームのテクニカルコーチをさせて頂いています。講演などに行った時、今の女子プロゴルフの人気〜なぜ次々と若手選手が活躍できるのか?というご質問を受けます。この理由は大きく4つの理由が考えられ、今日はその中の1つをお話したいと思います。今の若手の活躍の理由の一つに『ロールモデルの出現』があります。
歴史的な流れは、樋口久子プロの全英女子オープンの優勝からはじまり、岡本綾子プロの賞金女王、宮里藍プロ、勝みなみプロ、そして渋野日向子プロです。記憶に新しいのは2014年にバンテリンレディースオープンをアマチュアで最年少優勝した勝みなみ選手ですが、同年代のジュニアゴルファー達は、ジュニアの試合で一緒だった勝選手に出来るなら、私にも出来ると何人ものジュニアが口にしていたのを記憶しています。こうして女子プロゴルファーになって活躍したという『憧れ』から、アマチュアであっても女子プロゴルフ協会のトーナメントで『優勝するぞ』という具体的な目標設定やモチベーションが今の女子プロゴルフ選手の活躍に繋がっているのだと思います。
昨今のコロナ禍で明るいニュースが少ない毎日ではありますが、ゴルフを通じて皆さんとこうして繋がれる機会を頂けたことに心より感謝申し上げます。今後数回にわたりこの紙面をお借りして東京の空からお役に立つ情報も、はたまた立たないかも知れない情報まで面白おかしく皆様にお伝えしたいと思っております。
【岩本砂織プロフィール】
周南市出身、18歳からゴルフを始め渡米。選手生活と並行してコーチングを学び、現在はナショナルチームでコーチを務めながら、アマチュアの指導にも力を入れる。スタジオ「SALTO GOLF 横浜元町 By Saori Iwamoto」主宰。
昨年11月に書籍『軸トレで、くびれ痩せ』を出版。兄は西日本電業株式会社社長の岩本英樹さん。
