2026年07月13日(月)

コラム・エッセイ

Hole No.12『いまは、未来のためにある』

カリスマコーチ 岩本砂織のTop of the GOLF!!

 皆さんこんにちは。あっという間に、大好きな桜の時期が過ぎて、天然パーマの私の頭が湿気で大変な事になる時期がやってきそうです。

 私の方はと申しますと、ゴルフの強化選手の育成合宿が始まり、先週は北海道に行って参りました。そして今は沖縄からこの原稿を書いています。

 北海道は寒い冬のクローズが、4月の下旬にゴルフ開きとなります。新千歳空港から札幌に移動したのですが、札幌から見える山々には、まだ積雪が残っておりました。

 今回の合宿は、新規にゴルフ強化指定選手に選ばれた選手が新たに参加します。恒例ですが、顔と名前を覚えるために皆さんに自己紹介をお願いしました。

 1人の男の子の自己紹介で、僕は日本人の母とウクライナ人の父を持つハーフですと自己紹介をした選手がいました。少し話を聞くと、お父様のご親族は皆さんウクライナで生活されているとのことで、とても不安な毎日を過ごしていることを話してくれました。

 昨日まで、普通に過ごしていた自分の国が、変わり果てていくことを誰が想像できるでしょうか?

 そんなことを考えながら、故郷、徳山で過ごした幼少期の出来事を思い出すのでした。

 そういえば小学校の時に、『今を生きる』って何だろうとクラスで話し合ったのを覚えています。

 私がなんと答えたかは全く覚えていないけれど、『1秒前も過去、その過去は誰にも変える事はできない』というようなニュアンスの言葉が出てきたのは、鮮明に覚えています。子供だった私は、単純でしたから、あー、そうかと割と素直に難しく考えないで、瞬間、瞬間を大切にしようと思ったものです。

 なので、小学校を卒業するときには、父に夢を叶える為に、大阪の学校に行かせてほしいと、入学案内を取り寄せて懇願したことは、良い思い出です。

 こうして考えると、幼少期の、このようなきっかけは間違いなく、私の人生の大きなターニングポイントになっています。そんな、素晴らしいきっかけを作って頂いた、先生に感謝です。

 私も現在、下は4歳からゴルフを教えています。子供だからこんな難しい問いかけをしても分からないのでは?なんて思わないで、子供が人生の岐路に立った時に、自分の方向を決断できる力を付けてもらえるように、ゴルフを通じて伝えていきたいです。

 『いまは、未来のためにある』人と人が手を取り合い、助け合う精神は、日本人の素晴らしいところです。世界の人たちに、少しでも共鳴してくれることを願わずにはいられない。

OKトーナメントの解説を塩谷育代プロと

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