2026年07月13日(月)

コラム・エッセイ

Hole No.16『スコットランドでプレー!〜全英オープンレポート②』

カリスマコーチ 岩本砂織のTop of the GOLF!!

スコットランド名物ポットバンカー

 台風の季節到来です。今年一番の大型台風ヒンナムノーが東シナ海を北北東に進んでいます。中国地方に被害がないことを祈っています。

 ゴルフの仕事をしていると、年を追うごとに、温暖化が進んでいるのを肌で感じます。このまま気温が高くなると、芝の管理が困難になるため、夏にゴルフ場でのプレーが、できなくなるのではないかと思うくらいです。

 さてここからは前回に続き全英オープン観戦をもとにお話をしたいと思います。

 今回スコットランドに、2週間以上の滞在で、全英オープンゴルフトーナメントの観戦、そしてその会場でのプレー、その他に全英オープンが開かれる他のゴルフ場などでプレーをしました。

 こんなにも時間を取って、プライベートでゴルフのプレーをするのは久しぶりのことですので、ワクワクが止まりません。日本とスコットランドのゴルフ環境の違い、天候、地形、グリーンコンディション、芝や砂の種類などいろんな角度から、プレーを通じて観察をしました。

 まず、想像以上に驚いたことは地面の硬さです。ギャラリーで会場を歩いていても硬いなと感じ、次の日の疲労感が全く違うものでした。

 アイアンショットでは、バウンスがはじかれ、慣れるまではトップボールが出てしまうのではないかという不安に襲われます。ゴルフはメンタルが影響するスポーツですが、想像以上の状況が起こった時、人は対処法を見つけるまでは、頭で考えてショットをしてしまいます。そのため、私も動きがぎこちなくなり、ミスをするメカニズムに陥りました。

 地面の硬さは、私の記憶をたどると、ゴルフを始めた頃に通った打席が土の練習場です。下は今のような人工マットではなく、土でした。父にマットではミスをしても分からないから、プロになりたいなら土から練習した方が良いと言われた記憶があります。練習が終わると、係の人が来て水を撒いて削れた土を均して整地します。その時の土の硬さにそっくりです。

 環境は選手を育てるといいますが、地形やお天気だけを見ても、日本では体験したことのない過酷な状況ばかりです。そんな中、プロは驚くほどいろんな種類のボールを打ち分けギャラリーを喜ばせ大歓声です。

 そしてもう一つ大切な事実は、プロにしかできない技術ではなく、状況判断をしてチョイスしたクラブ選択やショットの種類がアマチュアの方には想像できない選択だということに、見ているギャラリーは魅了されるのだと感じた観戦となりました。

UUUM GOLF 出演動画 https://youtu.be/3PyNoLMjJvs

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