コラム・エッセイ
No.4 水について
ねえ、ちょっと聞いてよ! 予備校講師 長谷純子こんにちは。前回、今回の話題もお魚パラダイスと予告しましたが、すみません、予告詐欺になってしまいました。お魚パラダイスは次回にします。で、今回のテーマは「水」です。
先日、博多に住む姪と鹿児島旅行に行ってきました。目的が平川動物公園のコアラ、いおワールドかごしま水族館、豚しゃぶ、牛肉というピンポイントな旅です。どれも、とてもとてもとても良かったのですが、これについては割愛です。ぜひご自身で行ってみて下さい。満足すること請け合いです。が、今回のテーマは「水」です。
今回このテーマを、と思ったのは旅先での姪の言葉でした。ホテルでシャワーを浴び、髪をドライヤーで乾かした後に非常にご機嫌な声で「髪がツルツル〜」と言うのです。しかもホテルの、ごくありふれたプラスティック製の櫛を眺めて「この櫛のおかげかなあ」と。いやいやいやいや、あなた、なんで櫛のおかげなのよ! 姪の発想が謎です。それを言うなら水のおかげでしょう、と私は突っ込んでいました。これに似た経験を過去にしたことがあったからです。
関西に住むまで私のお肌は吹き出物知らず、でした(懐かしい)。ですが、関西に住み始めてポツポツと顔に吹き出物が出始め、ゴールデンウィーク前には鏡も見たくないほどの状態になっていました。今では別の意味で鏡を見たくないのですが(シワが〜シミが〜)、当時はまだ花も恥じらう乙女です。お化粧を楽しみたいし、おしゃれもしたい。だけど、鏡を見ると顔には赤い吹き出物。毎日が憂鬱でした。
が、この吹き出物、ゴールデンウィーク期間に光市の実家に帰ると不思議と消えたのです。何もしてないのに。ですが、関西に戻るとまた顔一面に出てきます。なんで〜? わけが分かりません。そんなときです。全国の河川の水質ワースト3に「大和川水系」がランキングされたとニュースで流れたのです。
当時の私が住んでいた場所もこの「大和川水系」から取水しています。私はもしかして水質の違いが吹き出物の原因? と、ひらめきました。そこで、朝晩の洗顔にミネラルウォーターを使い始めました。正直、今ほどミネラルウォーターが安価ではなかった時代です。30年以上も前ですから。財布には痛いですが、乙女は食費を削ってでも美容です。でも、この効果はてきめんで、吹き出物は一掃されました。
ということは、山口の水はミネラルウォーター相当ということですね(あくまで当社比(笑))。このミネラルウォーター洗顔は一年近く続けました。その頃には水道水で洗顔しても吹き出物は出なくなりました。飲み水がずっと上水道だったので体が大和川水系の水に慣れたからなのかもしれないし、「面の皮が厚」くなった(丈夫になった)からなのかもしれません。ですが、この経験から、今回の鹿児島旅行で姪は髪の毛、私はお肌と部位は違いますが、多分、水の影響ではないかと私は推測するのです。
