コラム・エッセイ
感激の…祝賀会でした。
晩期高齢者のたわごと 中村光子(周南市有楽町)6月中旬、余命いくばくもない私の所へ祝賀会の案内状が来ました。「?」と首を傾げながら、封を切りました。
この度、大山政男氏が、令和五年春の叙勲に際し、永年に亘る自治功労により旭日単光章受賞の栄に浴されました。云々
中央地区コミュニティ会長、大山政男氏の受賞祝賀会の案内状であった。大山さんは沢山の役職を持っておられ、多忙にもかかわらず、毎週木曜日の朝、我が家の2階で開いている“百才体操”にも顔を出して下さる。その行動範囲の広さには頭が下がる。
祝賀会に参列して驚いた。広い会場いっぱいにセッティングされたテーブルの真中あたりに、私の名前があった。身を堅くして座していたら、近所の友人・ホネカワさんが、オット失礼、過日、天皇陛下から“民生委員功労賞〟を拝受された、磯村美穂さんが隣席で少し気持ちが楽になりましたあー。
磯村さんと私の席は「地域防犯連絡指導員協議会」のお歴々の席に、ちょこんと置いてあるように思え、心の中で“モウシワケアリマセン〟とつぶやいたのです。だが、隣席の方が優しく話しかけて下さり、頂いた名刺の表と裏には役職名が所狭しと並んでおり、皆さんは偉い方ばかりのようです。
沢山の方々からの祝辞を聞きながら神妙にしていたら、市長の藤井律子氏が私のそばへ来られ「走れ!おばさん」を読んでいますよ、とおっしゃった。思ってもない出来事(?)に、私は直立不動の姿勢で頭を深く下げるのがやっとのことでありました。
私の日常生活の中では、お目にかかる事のない方々の間に緊張して座っているので周囲をキョロキョロすることも出来ず、次々に運ばれる料理をひたすら頬張っていたのです。
さて、宴もたけなわになると、久し振りに出逢うひと、ひとの輪が三々五々と出来て、お互いの立ち話がはずむのです。ひとり黙々とご馳走を戴きながら、その様子を眺めるのも良いものでした。
祝賀会も終わりに近づき、大山さんは感謝とお礼の言葉を述べられました。大山さんの人柄がにじみ出るご挨拶に、大きな拍手喝采は鳴り止みません。
会場いっぱいに飾ってある花々を、それぞれに戴きました。大山さんはわざわざ私の所へも花を持って来て下さいました。広い会場の隅から隅まであたたかい気配りされる大山さんの心遣いに言葉もありません。
やがて…祝賀会もお開きになりました。胸いっぱいに花束を抱いて会場を後にした。友人でもある、我が地区の民生委員のM女史が、行きも帰りも車で送迎して下さいました。何とお礼を…と言葉を探すうちに我が家へ到着しました。
大山さん、ありがとうございました。いい会でした。
絵・杉川茂
