コラム・エッセイ
河野さん、安らかに
周南漫歩◎何とも神がかった展開だった。8月21日に河野博行元県議会議長が91年の生涯を閉じられたが、そのわずか1日前、筆者は河野さんの若き日の足跡に、出身地の周防小でめぐりあっていた。
◎20日に周防小体育館で新型コロナウイルス感染症に配慮した災害時の避難所づくりの研修会があったが、撮影場所の確保のため舞台に上がった際、舞台のそでにある古びたピアノが目に入った。
◎よく見るとそのピアノには「寄贈 昭和37年6月 河野博行」と金色のプレートが打ちつけてあった。当時は市議だった河野さんが、きっと子どもたちのためにと立派なピアノを贈られたのだろう。
◎その時に「また河野先生にお目にかかりたいな」と思ったが、まさかその翌日に亡くなられていたとは…。企業家、政治家、福祉事業家という多彩な顔を持つ偉大な人物であり、誰にも分け隔てなく接する気さくな人柄でもあった。
◎筆者は2003年の河野さんの最後の県議選で取材した際に開口一番「あなたは政治をやりたいんじゃないですか。やめた方がいいですよ、政治は」と言われたことがある。いきなりの言葉に面食らったが、いつの日かその理由をお聞きしようと思っていた願いは、ついにかなわなかった。
◎河野さんがふるさと光と県政に尽くした大きく温かい功績は、きっと長く語り継がれるに違いない。河野先生、どうぞ安らかに。(山上)
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