2026年10月13日(火)

コラム・エッセイ

古典的な議会運営

周南漫歩

 ◎光市議会はいつまで古典的な議会運営にこだわるのか。3月の光市議会の記者会見で我々報道機関が求めた委員会室の入退室の自由化が5月からごく一部だけ緩和された。しかし根幹の部分の規制は根強く残っている。

 ◎周南市議会も下松市議会も、委員会室に記者や傍聴者はいつでも自由に入退室が可能だ。いちいち名前や住所を申請書に書いて出す必要もなく、委員長の許可も不要だ。つまり本会議場と同じように委員会室も市民に広く開かれているのだ。

 ◎ところが光市議会の委員会で取材しようとするなら、あらかじめ氏名と住所を書いた傍聴申請書を委員長に出し、委員会の開会前に着座しておかなければならない。開会後、委員長は記者の報道機関名を「○○新聞、日刊○○○…」と読み上げて「以上○社の傍聴を委員会条例第○条第○項の規定により、委員長としてこれを許可します」というのだ。

 ◎そして委員会の審議が始まると誰も出入りは一切できない。かつて筆者は急な腹痛に襲われて困った時、恐る恐る委員長の許可を得てようやくトイレに走った嫌な思い出がある。しかしこのたびから「途中退室」だけは自由になった。

 ◎ところが「途中入場」には傍聴申請書をその都度書き、遅れて入室しようものなら事務局職員を通じて委員長の許可を求めなければならない。そんな根幹の部分は全く改善されなかった。

 ◎少なくとも隣接した下松市議会や周南市議会並みに光市議会の委員会の傍聴を自由化できないものか。これが実現しなくては、光市議会のどんな議会改革も空念仏に終わりかねない。(山上)

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