コラム・エッセイ
[下松]紙媒体は見放されている?
周南漫歩◎もう紙媒体の復権はないのか。ある学校を本社を含む複数の報道機関が取材した際、その学校のホームページや、生徒が当番で更新を担当しているフェイスブックに、他の報道機関の記事や動画はアップされるのに、なぜか筆者が取材した「日刊新周南」の記事はアップされなかった。
◎それとなく先生に聞くと、フェイスブックを担当している生徒は「新周南の記事がないかネットで検索したけど、うまく閲覧できなかった」と話していたという。本紙は紙面に掲載したすべての記事をネットにアップしているわけではない。
◎今の若い世代は新聞記事を探すのにも「ネットで検索」がすべてなのだろう。その学校に届けている本紙の記事を確認することもなく、ネットで探してヒットしなければそれで終わりなのだ。だとすれば、あまりに悲しい現実だ。
◎ただ嘆いても世代間の違いを際立たせるだけで何の進歩もないが、それでも紙媒体が若い世代から遠ざかりつつあることは寂しくてならない。打つ手はないのだろうか。紙媒体は見放され、衰退する一方なのだろうか。(山上)
