コラム・エッセイ
「れいわ」と「N国」の躍進
周南漫歩◎史上最低の投票率で終わった参院選。読者に選挙戦の話を聞こうにも「いま選挙やってるんですか」「別に感心ないです」という素っ気ない反応がかつてなく多かった。
◎その中でも躍進したのが比例代表の「れいわ新選組」と「NHKから国民を守る党」だ。周南地域で両党のポスターも宣伝カーも見かけることはなかったが、それでも得票は社民党をはるかに上回っていた。
◎「れいわ」には党首で俳優の山本太郎氏の人気や政策、比例名簿の優先的に当選できる特定枠に重度心身障害者の2人を並べ、自身はその下に登載する心意気に共感する向きが多かったのだろう。
◎「N国」はNHKの受信料制度に不満を抱く層が都市部や地方を問わずに多いことを見せつけた。わが家も1人暮らしの母が施設に入所する際に自宅の受信契約の解除を申し入れたが、簡単に応じてくれず、心証を悪くしたものだ。
◎どんなに投票率が低かろうと、選挙結果は時の民意。政府も既成政党も2新党の躍進を民意と受け止め、政治にどう反映させるかを考える必要がある。(山上)
