コラム・エッセイ
2大企業
周南漫歩◎下松市では日立製作所と東洋鋼鈑の影響力の大きさを実感する出来事が続いている。いずれも明るいニュースだけに、取材する側も気持ちがいい。
◎東洋経済新報社の住みよさランキングで下松市は22位にランクされたが、集計基準が変わったのに8ランクもアップできたのは、同市の水道料金の安さが大きい。
◎その要因は東洋鋼鈑が製品の洗浄用に上水の大量購入を続けていることによる市の水道会計の安定だ。水道料金の安さは子育て世帯の流入を促し、市内ではアパートやマンションの需要が依然大きい状態が続く。
◎日立製作所は14日に控えた「道路を走る高速鉄道見学プロジェクト」の車両の製造元。世界の鉄道車両が下松で製造されていることは市民の大きな誇り。ほかにも英国向け鉄道車両のデザインでの恩賜発明賞を受賞したり、関連企業の山下工業所の工場新増設など明るい話題が目白押しだ。
◎それでも全国的にはいまだに「下松」を「くだまつ」と読んでもらえないケースが多い。世界にはばたく下松、住みよさを全国に誇る下松だからこそ、そろそろ「しもまつ呼ばわり」から脱出したいものだ。(山上)
