コラム・エッセイ
一般客
周南漫歩◎記者ではないとこんなに自由なのか。東京で開かれた知人の結婚披露宴に招かれた時のことだ。
◎来賓は新郎側は菅直人元首相や枝野幸男立憲民主党代表、新婦側は林芳正文部科学大臣や河村建夫衆院予算委員長というそうそうたる顔ぶれ。セキュリティポリスによる要人警護対象だ。
◎対象の要人がいる場合、取材なら記者は警察から「ここから動いてはいけない」と会場の隅にロープを張って立ち位置を指定され、行動を規制されるが、一般客だと全く自由だ。この日は“一般客”として林大臣だろうが枝野代表だろうが警護対象者に自由に近寄って話ができた。
◎警察はなぜ我々記者だけを警戒し、行動を規制するのだろうか。間近でといわなくとも、写真を撮ろうにも指定場所はたいてい当人と相当の距離がある。
◎社名も名前も身分も明らかにし、腕章もつけている我々が“危険物”扱いされる理由がわかる日は、いつか訪れるのだろうか。
(山上)
