コラム・エッセイ
一線を画す
周南漫歩◎日本たばこ産業(JT)の加熱式たばこ「プルーム・テック」を取材した際、JTではプルーム・テックはオフィスで喫煙所に行かずに自席で吸ってもいいと聞いた。近くで吸ってもらったが、確かに、においはほぼなく、紙巻きたばこと一線を画している。
◎私自身は非喫煙者だが、聞けば配偶者や子どもに配慮して紙巻きたばこから加熱式たばこに移行する人が多いという。ニコチンがあるため無害とは言えないが、タールなどの有害物質の発生が減り、においも抑えられることは歓迎すべきだろう。
◎国立がん研究センターの推計によれば、受動喫煙が原因で国内で年間1万5千人が死亡しているというが、JTは科学的に説得力がある形での結論は出ていないと反論している。真偽はわからないが、こうしたデータも加熱式たばこ利用を後押ししていると思われる。
◎全国では「禁煙だが加熱式たばこは可」という飲食店もあるとか。周南では聞いたことがないが、今後は増えるかもしれず、推移を見守っていきたい。
◎余談だが、JTなどはたばこ葉を加熱させるプルーム・テックやアイコスなどは「加熱式たばこ」、たばこ葉を使わないフレヴォやビタフルなどは「電子たばこ」と分類している。一まとめにしがちなので参考まで。
(安達)
