コラム・エッセイ
山際大臣辞任
周南漫歩◎世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が相次いで発覚し、野党の追及ばかりでなく与党内でも「もうもたない」と厳しい声が上がっていた山際大志郎経済再生担当大臣が辞任した。実は山際氏、7年前の2015年9月には経済産業副大臣として周南市を視察している。
◎山際氏は山口大農学部獣医学科を卒業したという、山口県とも縁のある人物だ。山大出身の唯一の現職国会議員でもある。その後、東京大大学院農学生命科学研究科博士課程に進んで獣医学博士号を取得。獣医師の資格を持っている。
◎周南市での視察は中心市街地にオープンしたばかりの複合商業施設「bloom&dream」が中心で、続いて銀南街、中央街、銀座通を回った。山際氏はまちあい徳山の担当者に「よう!イケメン」と声をかけて気さくな一面も見せたが、言われた担当者はきょとんとしていたのを今でも覚えている。
◎そんな山際氏、ようやく初入閣したのに旧統一教会問題で閣僚の座を手放すことになった。経済再生担当大臣としても「新型コロナ対策・健康危機管理担当」「全世代型社会保障改革担当」などの大臣本来の職務を遂行できたのだろうか。
◎7年前の周南市での視察が、その後の政府の政策にどう反映されたのかも不明だ。ぜひこの際、知りたいところだ。
(山上達也)
