コラム・エッセイ
マイカーがあわや浸水
周南漫歩◎周南地域にも大きな被害をもたらした西日本豪雨は、そのさなかも、被害も、これまで経験したことのないレベルのことを見せつけられた。
◎決壊寸前の下松市の切戸川を取材中、川の水かさが見る見る増して、土手に止めていた車が浸水しそうになった。やがて水位が下がって難は逃れたが、こんな経験は初めてだ。
◎JR山陽本線が土砂崩れで寸断されたのも、線路が開通した1897年以来初めてではないか。下松市と光市を直接結ぶ鉄道も道路も、この1本しかないことがネックになっている。
◎下松市笠戸島も1本しかない生活路の県道が土砂崩れで寸断された。懸命の工事で28日に復旧にこぎつけたが、笠戸大橋で市内とつながっているありがたさは誰もが感じているだろう。
◎笠戸島南部の深浦地区の車を市街地側へ搬送するのに村上建設工業が台船を無償提供したことを紹介したが、どれだけの島民が助かったことだろう。
◎平時には見られない思いやりや人情が見られるのもまた、普段は経験のできないレベルに違いない。
(山上)
