コラム・エッセイ
焼け石に水?
周南漫歩◎目を見張ったのは「投票率は過去最低だった前回より4.6%低い80.28%に落ち込んだ」という一文。毎日掲載している「20年前の周南」を書くために広げた20年前の新聞の中の光市議会議員選挙の記事でのことだ。直近の2016年の光市議選は過去最低の58.43%だった。
◎20年前の同じ月に下松市議選の記事もあり、こちらは「投票率はこれまでで最低の71.61%にとどまり…」。その20年後、今年4月8日に投開票された市議選は42.19%。やはり過去最低を更新している。これは県内の市町議選でも最低の数字だ。
◎全国的な傾向でもあり、過去最低の更新に驚きはなかったが、わずか20年でここまで落ち込んだ要因は何なのか。いろいろと原因は考えられるが、解決の糸口は見えない。
◎日刊新周南では選挙、とりわけ市民に身近な市議選は毎回力を入れて報道している。投票率向上の一助になればという思いは常にある。「焼け石に水」ではなく「雨垂れ石を穿(うが)つ」となることを信じて。
(安達)
