コラム・エッセイ
まるで不審人物
周南漫歩◎ちょっとした気遣いの違いではないか。周南市と光市で開かれた林芳正文部科学大臣の国政報告会で感じたことだ。
◎周南市の報告会では警察が会場の一角をロープで仕切り「記者はここから出てはいけない」という。一般の人は全く自由なのに社名の腕章を着用して身分も明らかにしている我々記者は行動を規制され、監視される。まるで不審人物か動物園の猛獣扱いだ。
◎しかし、光市の報告会では記者の行動を規制するロープはなく、会場後方に記者用の机と椅子を用意。警察の担当者は「基本的に記者席で取材し、大臣を正面から撮影する時は動いていいので一声かけてほしい」という。
◎これなら少しは納得だ。光市では事前に主催者に周南市での理不尽さを訴えたので趣旨が警察に伝わったのだろう。
◎せっかくの大臣の国政報告だ。記者に過剰な警備や規制がなければ、よりまっすぐに読者に内容を伝えられ、それが政治への関心を高めることにつながるのではないだろうか。
(山上)
