コラム・エッセイ
「あさかぜ」と再会
周南漫歩◎30年もの間、人知れず眠り続けていたとは。かつての寝台特急「あさかぜ」のヘッドマークをかたどったネクタイピンが社屋の大掃除で見つかった。
◎ピンの裏には「寝台特急列車/光駅停車記念/1986・3・3/光市」の文字。光市役所で森重正一副市長に聞くと、市の記録から1986年3月3日に「初のブルートレインが光駅停車」が確認できた。
◎さらに調べると、この日、光駅ではあさかぜの初停車を祝って市がこのネクタイピンを乗客にプレゼントし、取材に訪れた記者にも配ったらしい。
◎その一つがこのネクタイピンだったのだろう。ケースに入ったままで、日を浴びることもなかったせいか新品同様で、少し磨くと金色の美しい輝きを取り戻した。
◎こんなプレゼントに新年早々ありつけた今年は、きっといいこと続きの年に違いない。そう信じてこのネクタイピンを愛用したい。
(山上)
