コラム・エッセイ
「周南」の存在感
周南漫歩◎周南市発足から来月で14年。「周南」イコール「周南市」に結び付きやすくなった影響からか、3市全体をくくる意味の「周南」の存在が薄くなりつつある気がしてならない。
◎下松市はまだザ・モール周南、周南記念病院、JA周南のように「周南」を冠する建物があるからかそれほどでもないが、光市では「周南とは周南市のこと」という雰囲気を年々感じている。
◎例えば「なんで周南市の新聞が光市を取材しているの?」「ここは周南じゃないよ」という声を光市で以前よりも聞くし、同市立野地区にある「周南」という集落と勘違いする人もいる。ここは周南自治会館、周南橋、周南農産物倉庫がある「ミニ周南」だ。
◎合併前ならこんなことで悩むこともなかった。もともとは周南地域の一体化を目指していた合併。平成の大合併から10年以上がたった今、これが合併の置き土産としたら、これほど皮肉なことはない。
(山上)
