コラム・エッセイ
自由な取材を
周南漫歩◎本当に選挙戦が盛り上がってほしいと思っているのか。周南市長選に出馬を予定している藤井律子、木村健一郎両陣営の集会の取材で感じたことだ。
◎藤井陣営の後援会緊急集会に行くと「取材はダメ」。中島社長と対応を協議し、交渉の結果取材はできた。木村陣営の支援者集会では「せっかく来られたのだから取材は仕方ないが、来賓以外の出席者の顔は撮らないでほしい」という。
◎なぜ気持ちよく公開しないのだろう。こんな扱いをされてうれしい記者はいない。ちやほやしてくれというのではない。普通に公開し、普通に取材させてほしいだけだ。
◎ところが同じ時期にあった島津幸男前市長の新春の集いは違った。島津氏自身が「隠すことは何もないから自由に取材を」と言うし、県議選に新人擁立の発表の後は「候補の取材用に別室を確保しているから使っていいよ」ともいう。藤井、木村両陣営に見習ってほしいほどだ。
◎記者の取材を遮ることは、その後ろにいる何千人、何万人という読者や視聴者に正確な情報を伝わらなくしてしまうことだ。立候補者にとっても有権者にとっても何の利益にもならない。よく考えてほしい。
(山上)
