コラム・エッセイ
雪に阻まれた投開票日
周南漫歩◎衆院選と県知事選の投開票日の8日は雪に見舞われ、衆院選2区の岸信千世、平岡秀夫両氏が開票を見守る岩国市に移動は困難になった。移動に挑んでも“雪渋滞”に巻き込まれたら、取材時間に間に合わない。
◎そんな中で岸陣営は、周南市代々木通の選挙事務所にサテライト会場を設け、岸氏の当選が決まれば岩国市の会場とオンラインで結んで岸氏から当選報告を聞くという。出席者は周南地域の人ばかりだろう。それを取材する方が、かえって日刊新周南らしくていいのではないか。そんな思いで周南版の岸氏当選報告を取材した。
◎集まった約100人の支持者は予想通り周南地域の人ばかり。参加者はオンラインで岩国からの岸氏のあいさつを視聴し、画像に向かって拍手をし、画像の岸氏夫妻に花束を贈呈。参加者全員で岸氏後援会の平岡英雄顧問を中心に万歳三唱を繰り返し、その写真は9日付の本紙1面を飾った。取材に訪れた記者は筆者だけだった。
◎それにしても寒さに泣かされたダブル選挙だったが、開票時の取材が天候の制約を受けたのは、長い記者人生でも初めてのことだった。この選挙で示された民意が今後、どう生かされるのか。寒さの中で一票を投じた人たちは、その行方を静かに見つめている。
(山上達也)
