コラム・エッセイ
【周南】チームみらいの比例得票
周南漫歩◎2月の衆院選が終わって数日後、本社に「チームみらいの得票数はわかりますか」と問い合わせの電話がかかった。筆者の取材先でも複数の読者から「新周南の記事の比例の得票の一覧表に、チームみらいの票数が載っていないけど、なぜ?」と聞かれた。
◎チームみらいは一昨年の東京都知事選に出馬したAIエンジニアの安野貴博氏がデジタル民主主義を掲げて設立した政党。昨年7月の参院選で1議席、今年2月の衆院選で11議席を獲得した。
◎実は衆院選でチームみらいは、比例中国ブロックや四国ブロック、北陸信越ブロックに候補者を擁立していない。これら3ブロックの有権者は比例代表の投票用紙に「チームみらい」と書いても有効票にならないのだ。
◎先述の読者からは「比例の投票用紙にチームみらいと書いたけど、どうなるの?」と聞かれたので「選管でもない私が言うのもおかしいけど、無効票ではないでしょうか。残念ですが…」と答えるしかなかった。その読者は後に選管に電話して聞き、無効票扱いになったことを確認したそうだ。
◎参院選の比例代表は全国一区なので問題ないが、衆院選の比例代表はブロック単位だからこんなことが起こる。それにしてもチームみらいの勢いはすさまじい。チームみらいの地元組織がない山口県でさえ、こんな声を読者から聞くのだから。
(山上達也)
