2026年04月30日(木)

コラム・エッセイ

[年末特別版]

周南漫歩

新たな紙面から出会い

 ◎今年は月に一度、二ページ全面を使ったカラー特集、記者の署名原稿の金曜レポート、リレーエッセイ徒然周南の掲載、企業、店舗紹介の充実など紙面の刷新に取り組んできた。十六ページの特集号となる来年の元日号もこれまでにない紙面構成に挑んだつもりだ。楽しんでいただきたい。

 ◎新たな人との出会い、テーマの発見もあった。取材対象をいつの間にか、自分で限定してしまっていないか、反省する機会にもなった。来年は還暦、三度目の成人式という人もいる。一日々々を大切に、より読者に役立つ紙面づくりを目指したい。 

(延安)

人の縁
 

 ◎今年最大の思い出はベトナム訪問。NPO国際ボランティアIMAYAと徳山東ロータリークラブの合同スタディツアーに同行したが、日本がアジアの一員として近隣国にどんなことができるか、たくさんのことを考えさせてくれた三泊四日の旅だった。

 ◎これも縁あって十八年前にIMAYAに入会したのが発端。岩本功理事長の行動力に感服させられながら一会員として協力してきたが、ここ、周南地域でもできる活動を地道に続けてきたことがベトナムで信頼されて花開いたといえる。

 ◎そんないきさつに旅の様子をからめて十二回の連載を書かせてもらったが、さっそくベトナム側から「この連載記事をベトナム語で読みたい」と要請が来ており、来年は連載のベトナム語訳が実現できそうだ。

 ◎人の縁はどこで結びつくか変わらない。来年はどんな縁が待っているのか、いぬ年の楽しみにしよう。 (山上)
地方紙らしく?

 ◎二〇一七年を振り返るとアメリカのトランプ大統領の就任、北朝鮮の相次ぐミサイル発射のニュースが特に印象に残る。しかし日刊新周南では投稿記事などを除いてこれらを直接的に話題に上らせることはなかった。

 ◎あえて周南三市に特化しているからだが、その分、他紙では扱わないようなことも記事にしてきた。地方紙の特性の表れでもあると思う。

 ◎今年は「金曜記者レポート」のコーナーを新設した。記者が企画、取材した内容を毎週金曜に記事にしており、現在は三人がほぼ順番に担当しているが、時間の制限もさることながら、テーマや切り口を探るのに毎回苦労する。

 ◎社会への問題提起を地方紙らしくアプローチしてみようか。いや、地方紙らしさという発想を捨て去ることも必要かもしれない。読者が求めることも千差万別で、きっと正解はないが、よりよい内容を考え続けることだけはやめずにいきたい。

(安達)

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