コラム・エッセイ
1月作品(その三) 席題「耳」赤尾ひなた選
下松多宝塔川柳会都合よく聞こえる耳に進化中 静枝
おおいお茶耳をたたくが独り言 珠枝
地獄耳人の噂が気にかかる 好徳
音量を上げて一人で見るテレビ 茶々
同窓会補聴器してる彼が居た 茶々
こそこそと漏れ来る話耳ダンボ よし子
裏の金耳にしてても秘書のせい よし子
琵琶をひく芳一今も語られる 康英
しゅうとめの耳は静かに動いてる 康英
どうでもいい事耳打ちを怪しまれ 紅衣
耳鳴りは今鈴虫で次ミイミイ 元気
耳掃除取って取られて膝の上 鈴佳
耳よりな話に金がつきまとい 紅衣
補聴器に助けられての暮らす日々 珠枝
聞く耳を持たぬ男は流行らない 紅衣
割り勘と聞けば見事な飲みっぷり 珠枝
ほめにくい御面相です耳ほめる 静枝
(秀)ポジティブにしか返還をしない耳 静枝
耳をかせ地球がだいぶ弱ってる 選者
