コラム・エッセイ
11月作品(その三) 席題「テレビ」鍵谷珠枝 選
下松多宝塔川柳会テレビでは本音を言わぬ評論家 末光康英
真夜中にテレビの明かり誰点けた 瀧川茶々
一人居はテレビ無しでは日が暮れぬ 赤尾ひなた
何にする料理番組見て決める 瀧川茶々
叩いたらすぐに直ったテレビです 末光康英
鍵を掛け居留守上手なテレビ好き 河村紅衣
テレビ見てああなれるかなそれは無理 中原童士
朝ドラを期待をしては時計見る 中村好徳
耳遠くテレビに字幕目も悪い 佃元気
海を越えテレビ電話で孫と会い 神田すが代
モノクロ時代なつかしテレビジョン 中原童士
ご馳走のテレビに合わせ飯を食う 赤尾ひなた
寝つけぬ日テレビにタイマー子守り歌 佃元気
テレビドラマ終了頃には舟を漕ぐ 有海静枝
居眠りの議員映しているテレビ 神田すが代
秋の夜せめてウィーンコンサート 河村紅衣
とりあえずテレビの音はする独居 有海静枝
爺さんはテレビの守りかテレビが守り 栗田梧空
自粛中テレビがお供日が過ぎる 佃元気
(秀)垂れ流しテレビ画面のひとりごと 有海静枝
見るでなく聞くでもないがテレビつけ 選者
