コラム・エッセイ
名も知らぬ花
ちょこっと豆知識 立入塾ガーデニングがブームと言われ久しいものです。農産物の直売所などへ行くと、店の入り口付近にガーデニング用の花の苗が沢山並べられていて、ふと足を止めた事のある方も少なくないのではないでしょか。私も流行り物にはめっぽう弱く、手ごろな値段(100円前後の物も多い)の花の苗を見つけると、ついつい目的の野菜の事も忘れ、花の苗を選んでしまいます。しかし、その小さな花のおかげで殺風景だった庭は一気に明るくなり、大した手入れをしなくても暫くの間楽しむことが出来ますから、気づけば名前の知らない花で庭がうまっています。
先日、車を走らせていると道端に綺麗な花が咲いている事に気付きました。種が風に乗って広がったのでしょう。かなりの距離に渡って咲きほこり、なかには車道ギリギリのところに咲いているものさえあります。小さめの花ですが紫に黄が混ざった鮮やかな色が目に付いて離れません。少し気になったので、脇に車を止めその花を確認してみました。やはりそれは家の庭に植えた花の一つと同じものでした。名前も知らない花ですが、いわゆる外来種のようです。外来種は植物に限らず問題になっている物が少なくありません。ある花などは自治体が駆除を推奨しています。殺風景だった庭を明るくしてくれた花に特に害があるとは思えません。しかし、外来種によってその土地にあった固有種が無くなってしまう恐れがある事が問題視されています。だからと言って一概に外来種を問題だと決めつけてしまう事は危険な意見だとの指摘もあります。誰もが必要だと感じる物が広がっていく事は歓迎すべきかもしれません。賛成、反対それぞれの意見があります。
道端の花を見つけた帰り道、飲み物を買うためコンビニに立ち寄りました。やる気なく面倒臭そうに対応する店員に憤りを覚えながら、隣のレジで元気良く対応している「ホアン」と書かれた名札を付けた男性の方へ並ぶべきだったと痛感しました。
(立入塾 周南市開作北819-7 TEL.0834-25-4553)
