2026年04月30日(木)

コラム・エッセイ

アメダスの場所

ちょこっと豆知識 立入塾

 雷と大雨。いよいよ梅雨が明けると子供心にワクワクしたものです。しかし近年、大雨では済まず、甚大な被害をもたらす豪雨が襲って来るのではないかということが梅雨末期の印象となってしまいました。それ故に梅雨時期後半は、どうしても天気が気にかかり、天気予報や天気実況をチェックする機会がおのずと増えてきます。さて、周南地区の天気実況を見ると、降水量など、いつも下松と和田あるいは鹿野のデータが出てきます。なぜ下松や和田、鹿野なのかとずっと気になっていました。そこで調べてみると、観測点、いわゆるアメダスの観測所がその地点にあるからでした。


 アメダスは、全国に約1300カ所ある気象の無人観測施設で構成された「地域気象観測システム」のことで、気象庁がこのデータを基に全国の気象観測や解析を行っています。観測点は、降水量観測が約17キロ四方に一か所、降水量に加えて気温、日照時間および風(風向・風速)さらには降雪地帯では積雪の深さも観測する施設は約20キロ四方に一か所設置されています。下松は降水量、気温、日照時間および風、和田と鹿野が降水量の観測点となっています。


 私たちはこのデータをテレビなどでいつも見ているのです。観測点は周囲の建物や樹木の影響が無いように配慮されていますが、人為的な計測器の不具合(いたずら等)が起こらないようにと、詳細な所在地は公表されていません。しかし、ネット等で調べてみると、おおよその場所は見当がつきますし、全国のアメダスを個人的に紹介しているサイトもいくつかあります。その一つを見て気づいたのですが、10年近く前に来ていた生徒が下松の観測施設のすぐ近く(多分歩いて行ける)に住んでいたようです。当時彼に観測施設の話を聞いたことはありませんでした。今思えば少し悔やまれます。


 さて、梅雨明けまでもう少しです。無事梅雨が明け、忘れられない夏が来ることを祈るばかりです。


(立入塾 周南市開作北819-7 TEL.0834-25-4553)

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