コラム・エッセイ
受験モード突入
ちょこっと豆知識 立入塾来年1月から大学入試センター試験(センター試験)は大学入試共通テスト(共通テスト)に変わります。当初、試験傾向も大きく変わる予定でしたが、導入直前になって英語の民間試験活用、国語や数学での記述式問題等、公平性が担保できないのではと言った議論が起こり、それらの当面の見送りが決まったニュースを記憶している方も多いと思います。新しい試験の予想問題をいくつか見てみましたが、問題文が長くなり、より現実生活に即したもので難易度が少し上がったようです。しかし問題文をきちんと読めば、従来通りの解法で答えは導き出せます。問題のレベルはそれほど変わっていないのですが、問題文をきちんと読むことに慣れていなければ、戸惑う生徒も多いのではないでしょうか。
先日もある受験生と共通テストの話になりました。センター試験同様に複数の科目を受験しなくてはいけないのですが、どうしても得手不得手の科目が出てきます。来年1月までの残りの時間を計算すると、いかに効率よく成績を上げていくかが重要となりますから、苦手科目に無駄に時間を取られることを避け、トータルで得点アップが見込める学習を進める英断も必要だとアドバイスしました。実はこれは自身の苦い経験に基づくものです。私は、高3の秋、遅れていた歴史の学習ばかりに時間を費やしていました。その結果本番の試験では歴史だけでなく、得意と思っていた科目も得点が伸びませんでした。こう言った英断の遅れを「コンコルド効果」と言うらしいのですが、受験では知識よりもテクニックの方が求められるのも事実です。
新型ウイルス騒動で授業時間が大幅に削られ、更に新しい試験に挑む今年の受験生は本当に大変だと思いますが、その事を言い訳に受験を逃れる事はできません。例年、この時期は既に受験勉強中心の生活になるようにと受験生には話をするのですが、今年は生徒の気持ちがついて来ていないように感じています。いえ、気持ちがついて来ていないのは私の方かもしれません。
(立入塾 周南市開作北819-7 TEL.0834-25-4553)
