コラム・エッセイ
映画「シング」
ちょこっと豆知識 立入塾春休みに生徒たちと映画「シング」を観てきました。個性豊かな動物のキャラクターたちがジャズのスタンダードから最新のヒット曲までを歌うアニメ映画で、世代を超えて楽しめます。
動物たちが暮らす架空の街で、主人公コアラのバスターは劇場を経営しています。しかし、その劇場で華やかなスターが大勢の観客を魅了していたのは遠い昔のこと。現在は落ちぶれ、閉館の危機に。バスターは起死回生を目指し、オーディションで出演者を選んで、新たなショーを計画します。そしてオーディションで選ばれた魅力的な動物たちとバスターの奮闘で、ショーは大成功となります。
今回は日本語吹き替え版を観たのですが、オリジナル版でも日本語を話す(英語が話せない)5人組のレッサーパンダが登場します。日本のアイドルグループがモデルのようですが、劇中、彼女たちは「きゃりーぱみゅぱみゅ」の曲を歌い、日本語で会話します。そのため、吹き替え版では逆に彼女たちとバスターのやり取りがイマイチわかりづらいものでした。
ショーの前日、突然出演者の欠員が出てしまい、オーディションに落ちていた彼女たちにバスターが出演を依頼します。バスターは「You’re very talented. Please join us. OK?」と声をかけるのですが、彼女たちは全く反応しません。そこでバスターは辞書を取り出し、ゆっくりと語り始めます。「アナタタチ スゴク クサイヨ。アシノツメ ヒジョウニ ニテ クサイ」と。
それを聞いて急に怒って帰ってしまう彼女たち。バスターは日本語で「あなたたちすごい、採用。あすのために、来てください」と言いたかったのですが。吹き替え版では当然ですが、オリジナル版でもこのシーンで笑える人がいたのか不思議です。とは言っても、アメリカ映画の中で日本語の言い間違いのギャグが使われるとは、日本人としては光栄なことです。
映画を観たあと、生徒たちから劇中の曲についていろいろと質問を受けました。ビートルズ、デイブ・ブルーベック、レディガガ、テイラー・スイフトなど。今では彼らのお気に入りの曲になっています。
