コラム・エッセイ
笠戸の魅力
ちょこっと豆知識 立入塾建て替え前の古い共同浴場がまだ現役だった頃ですから、今から10年位前の話になります。長門にある湯本温泉は、泉質が良い県内屈指の温泉地で、多くの方に愛されています。当時の共同浴場は老朽化が進み、さすがに少々くたびれた感じは否めませんでしたが、昭和レトロな感じの施設が好きで、年に数回日帰りドライブの目的地として足を運んでいました。
少し深めの浴槽で地元の方と話していると、私がわざわざ周南から来たと知り、話題は笠戸の温泉となりました。
毎日のように共同浴場を利用されているご年配の方々は口をそろえて、笠戸の温泉に行ってみたいと言われたのです。穏やかな海が一望できる露天風呂や、瀬戸内の新鮮な魚を使った料理、そして何よりも新しくてきれいな施設。一度でいいから訪ねてみたいと。
内心私にとってはこちらの共同浴場の方が数段魅力的だと思いながらも、笠戸は本当に良い所なので、是非一度遊びに来て下さいと答えました。
笠戸を訪れる多くの方は、橋を渡ると大きな恐竜が出迎える大城温泉へと続く脇道へと逸れてしまいます。島の道はまだまだ続くのですが、その先にあるのは観光と全く関わりのないドッグだけだと思われているようです。
江の浦にあるドッグから更に道は深浦まで続きます。深浦は静かな漁港で釣り人もそれなりに訪れています。道も悪くないので、私は時々深浦までのドライブを楽しんでいます。
正直、深浦には「行き止まり」しかありませんが。いつも何か施設があればと思ってしまいます。しかしついに、江の浦にコンビニがオープンしました。今のところ利用者はドッグの関係者がほとんどだと思われますが、早速私も寄ってみました。店で買った暖かいコーヒーを飲みながら、駐車場から眼下にあるドッグの大きなクレーン群を眺めていると、まるで巨大なロボットでも組み立てているように錯覚してしまいそうでした。
エヴァンゲリオン?ずっと笠戸ドッグだと思っていたのは、実はシン・笠戸ドッグでしたから。
協力:立入塾(周南市開作北819-7)TEL.0834-25-4553
