コラム・エッセイ
おいしい水
ちょこっと豆知識 立入塾「おいしい水」はカルロス・アントニオ・ジョビンによって1960年代世界的ヒットとなったボサノヴァです。私がこの曲を知ったのは高3の夏の終りでした。そろそろ受験勉強を始めないといけないと本気で焦り始めていた頃、友人が勉強のお供にと渡してくれたミュージックテープの中の一曲でした。
高校入学直後、同じロックバンドが好きと言うことで意気投合し、いつもロックの話ばかりしていた親友です。しかし、彼は文系、私は理系を選んだことで、高3の頃には少しばかり疎遠になっていました。
更に音楽の趣味も私は土手(バンク)を上流へ向かい、彼は下流へと進み大海原へ辿り着いていました。渡されたテープの中身も、ボサノヴァ、ジャズ、クラッシックさらには歌謡曲と多様でした。どれも耳当りの良いものばかりで、そのテープを繰り返し聞いていました。
さて、実際においしい水とはどのような水でしょう。冷たい水は美味しく感じますし、カビ臭や水道水に含まれる消毒用の塩素の臭い(カルキ臭)は気になります。また、硬度も大事な要素です。
硬度とは水に含まれるミネラル量のことだとは何となく知っていますが、硬度100と言われてもピンときません。硬度の表し方はいくつかありますが、一般に使われる硬度はアメリカ硬度で、水中に微量に含まれるカルシウムやマグネシウムの重さを炭酸カルシウムの重さに換算した濃度で表されます。
炭酸カルシウムの分子量(ざっくり言うと重さ)は100、カルシウム40そしてマグネシウムが約24になりますので、水1L中にカルシウム40mg(炭酸カルシウムに換算すると100)、マグネシウム12mg(同じく50)が含まれていれば硬度は150となります。硬度が120以下で軟水、それより大きくなると硬水となります。
飲用としての水は軟水の方が美味しいと言われ、日本の水道水は全国ほぼ軟水と言うことです。美空ひばりの歌が好きだった父が「鉄管ビール」が一番うまいとよく言っていたことは正しかったわけです。
協力:立入塾 周南市開作北819-7 TEL.0834-25-4553
