コラム・エッセイ
冬の夜空を見上げて
ちょこっと豆知識 立入塾冬の星座で、一番に思いつくのはオリオン座でしょうか。中央の三つ星を四つの星が取り囲んでいるこの星座は、東の空に簡単に見つけることができます。四つ星の左上に位置するのが赤く輝くペテルギウス。ペテルギウスから左下に目をやると、青白く輝いているおおいぬ座のシリウスが見つかります。さらにシリウスから左に三角形を書くことをイメージして明るい星を探して行くと黄色いこいぬ座のプロキオンが見つかります。この3つの星をつなぐと大きな正三角形になり、冬の大三角形と呼ばれています。
三つの星の中で最も明るいのがシリウスで、地球からの距離は8.6光年です。次に明るいのはプロキオンで距離は11.5光年、ペテルギウスの距離は550光年と言われています。「光年とは光が一年間に進む距離で、光は一秒間で地球を7周半する。(地球一周は4万キロメートルなので、秒速30万キロメートル)」と、小学高学年の頃、初めて光年と言う単位を知り、宇宙の大きさにただただ驚いた事を憶えています。その思いは大人になっても変わらず、1光年はとんでもない距離だと信じていました。
しかし先日偶然1光年は約9.5兆キロメートルと言うことを知り、想像していた距離ほどでないと思ってしまいました。これはニュースなどで数兆円と言った数字に聞き慣れてしまったせいだと思います。逆に、世界的IT企業の収益が1光年よりも大きな稼ぎだと言うことに驚かなくてはいけません。
星の話から夢のない話になってしまいました。夢のある話に戻しましょう。今夜見えているシリウスは約8年前にシリウスから贈られた光のプレゼントです。地球に最も近い恒星(光を放っている星)は太陽ですが、次に近いのはケンタウロス座(夏の星座)のプロキシマ約4.2光年です。4歳、8歳、11歳の誕生日に(あるいは誕生日ではなくても)プロキシマ、シリウス、プロキオンを親子で探してみましょうと、1光年は9.5兆キロメートルと教えてくれた番組が呼びかけていました。
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