2026年05月04日(月)

コラム・エッセイ

No.6 9月17日 美しい夕日に魅了 大乗仏教の寺にお参りも

ベトナムは今 コロナ禍を乗り越えて(9月16〜20日) 記者・IMAYA理事 山上 達也

 コロナ禍を乗り越えて聴覚障害者の支援事務所の経営を軌道に乗せようと奮闘しているゴ・バ・フンさん(38)のなみなみならぬ熱意に、私たち4人は大いに感じ入った。

 約1時間の話は英語なしでは成立たなかったが、英語に堪能な岩本功IMAYA理事長のおかげでなんとかなった。やはり英語ができないとだめだな…と改めて実感した。

 きょうの対外的なスケジュールはこれまでだ。さすがにここからホテルへはタクシーで帰ることにした。

 フンさんにタクシーを呼んでもらい、行き先のホテル名もフンさんが運転手にベトナム語で伝えてくれた。現地の信頼できる知人に間に入ってもらうことが、最も安心なタクシーの手配方法だ。

 ホテルで休憩し、夕方には一行4人でフエ中心部の5つ星ホテル「インペリアルホテル・フエ」に徒歩で向かった。このホテルは16階建てで、194室ある。フエ中心部を流れる大河、フォーン川に沈む夕日を楽しみたくて、屋上にあるテラス「キング・パノラマ・バー」に行ってみた。

 夕暮れまで時間があるので、バーと同じ階にある寺に岩本理事長と一緒にお参りし、入院中の筆者の母の健康回復を祈願した。

 ベトナムの仏教は日本と同じ大乗仏教だからか、本堂のつくりは日本の寺とそっくり。読経の時に鳴らす鏧子(けいす)と呼ばれる鉢型の銅製の鐘は、日本と同じく布団状の敷物の上に置かれ、棒でたたくと「グォォォ〜ン」と、日本の寺のものと同じ音がする。

 ここで線香を上げで手を合わせた。母に万一のことがあればベトナム渡航どころではなかったが、ベトナムに来て草の根の医療支援活動ができるのも、ひとえに母の健康状態が落ち着いているおかげだと感謝した。

 お参りを終えてバーに行くと、夕日が空をオレンジ色に染めていた。岩本理事長夫妻も森政潤子さんもカメラやスマートフォンで、美しい夕暮れを写真に収めようと懸命だ。

 やがて夕日はフエ王宮に掲揚されている巨大なベトナム国旗の「金星紅旗」をも染めながら、フォン川の彼方に沈んで行った。

 そろそろ夕食時だ。歩いて宿泊先のロマンスホテルに戻る。途中にフエ警察署の前を通ったが、ついついカメラを向けたら署の前に構えていた制服の警察官から「ノーピクチャー」と注意された。まあ、仕方ない。

 ロマンスホテルでは屋上のテラスで夕食を食べたが、ここのボーイさんはとってもフレンドリーだ。少しだけだが英語もできる。どうやら彼の英語力は筆者と同じぐらいで、妙に安心できたものだ。

 気がつくと、テラスの隣の小さなホールから心地よい大音響が聞こえてくる。のぞいてみたら妖艶な衣装の女性たちが舞うショーが開かれていたが、客席には高齢者もいれば子どももいる。

 もしかすると、どこかの一族の集いかもしれない。この集団のおかげで、我々は無料でベトナムのポップな音色を楽しみながら夕食を楽しむことができた。

フォーン川の彼方に沈む夕日

寺で手を合わせる筆者

気さくなホテルのボーイさん

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