コラム・エッセイ
今年も暮れる
随想 猫の目 吉原 雍《昨日は冬至》
日本では古代から、1年で一番昼が短く、夜が長い日とされてきた。
それで一年の始まり=正月と考えられたこともあった。
「さあ、明日から日が長くなるぞ。春の農作業の準備を始めよう。
今夜はユズ湯につかって身を清め、気分を一新しよう♪」
昔の日本人は何十年、何百年もかけて太陽の位置や高さを測量し、冬至を発見したに違いない、すごいな♪
ペルーのマチュピチュ遺跡でも似た話を聞いたことがある。
神殿の巨岩の細いすき間から差し込む太陽光を測定し、春分の日を発見し、暦を作り農業に活用した。
同じような話が世界各地にいっぱいあるのを見るにつけ、人類は大昔から知性と理性豊かな生物だったと、改めて思う♪
《コロナ・ワクチン》
そんな人類がコロナに負けそうな1年だったが、年末になって次々とコロナ・ワクチンができて良かった♪
ところでワクチンはラテン語の雌牛(バカ)が語源で、英語ではバックシン、日本ではドイツ語でワクチンと呼ばれる。
なぜ雌牛かと言うと、18世紀ごろ英国にはアジアから伝わった天然痘予防法「罹病した雌牛の膿(うみ)を乾かして人体に植えると良い」
があった。
また、雌牛の乳しぼりをする女性たちは天然痘にかかりにくいと言われていた。
それらにヒントを得たジェンナーが世界初のワクチンを発明したとあって、雌牛の貢献をたたえて語源にされたとか♪
《毒を以て毒を制す》
さてジェンナーの例で言うと「病気の牛から作られ、無毒化又は弱毒化された抗原を健康体に投与し、抗体又は免疫を作る」のがワクチン。
毒を以て毒を制すだね。
子どものころの種痘(天然痘)、BCG(結核)、昔はなかったポリオ(小児麻痺。世界ロータリークラブで撲滅運動中。残り数名でゼロ)など色々ある。
実は僕、生まれて初めて先月インフルエンザワクチンを打った。「風邪引きにくい、インフルになっても軽い、コロナにも有益かな」とかで(笑)
《鬼滅の刃・無限列車》
話変わってMOVIX周南でいま評判のアニメを観た。
超「原色、高速、大音響、残酷、真面目説教」だらけ。僕はついて行けなかった。
僕が浮世でふらついている間に、とんでもない世界が始まっているのかもしれないね。
《もう10日寝たらお正月♪》
ここまできたら庶民の暮らしも政治、経済も、コロナも何も、もう気もそぞろで、1億2千万人が雪崩を打って大晦日(みそか)に向かうだけ(笑)
皆様どうぞ良いお年を♪
(ギャラリー三匹の猫)
