コラム・エッセイ
ダイヤモンド・プリンセス号の悪夢
随想 猫の目 吉原 雍《広がる感染》
この1カ月、長崎生まれの白い豪華客船が横浜沖で新型肺炎の悪夢をばらまいた。
内外から「乗客、乗員3千7百人も閉じ込めて何をやっているのだ」と批判された。
だがそれもやっと一段落ついたと思った矢先、日本ではあのコロナウイルスが日ごと各地にまん延して不気味だ。
感染者数は現在約千人。北海道が断トツの1位で、次に東京、神奈川、愛知…。
幸い中国地方はゼロで中でも山口は「地震もコロナも来んね」とおっしゃる人が多い。(笑)でもそんな能天気は山口とトランプさんだけかもよ(笑)
かく言う僕も「明日は我が身かも、油断大敵」と思って、この1カ月、手洗いとうがいだけは励行しています、あなたは?
《首相が突然大本営発表》
そんな中、この問題で顔が見えなかった首相が突然テレビで国民に協力を呼びかけた。
「ウイルス撲滅のため今後2週間、自治体、企業、組織の不要不急、不特定多数の集会を自粛してほしい。小中高は休校を!!」
取材した記者によればバタバタあわただしい会見で「冒頭に首相が10数分原稿を読んで、代表数社と質疑応答。他社の質問に答えず30分余りで退場した」らしい。
残念!!表現は悪いがこの会見は言わば大本営発表!!「対ウイルス宣戦布告」じゃなかったのか!!
会見でわからなかった部分を記者たちにしっかり説明してほしかった。
《突然すぎて…》
それにしても突然すぎてびっくり。2週間で納まるかどうか疑問だが、商取引等は面倒が起きそうだし、休校に至っては公私とも大混乱しそうだ。
首相は「早く先手を打つために、専門家と相談する暇(いとま)はなかったので独断で決めた」と言う。
賛否両論、色んな意見が噴出したが、集会自粛、休校は大事件で、現場を知らないで決めると思いつきの独断専行になり易い。だから事前に識者と協議すべきだったという声が大半。
大体ね、「非常時だ」と首相が思って独断で何か決めて発表したら「ハイOK」…そんな民主主義があるのかと僕だって疑問だ。(笑)
もしこれが本当の戦争ならどうなるか、もっと不安だ。(笑)
まあでも「ウイルスは深刻だから皆で退治しよう。」とまとまるのが日本人の長所で短所。♪
早く根絶しないと日本列島は今日も朝から晩まで人影が途絶え、株も円も下がりっ放しだよ。
《いま三匹の猫は》
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(ギャラリー三匹の猫)
