コラム・エッセイ
梅雨の中休み♪
随想 猫の目 吉原 雍《田んぼの稲》
いま須々万や鹿野に行くと、水を張った田んぼの中で稲が青々と育っている♪
梅雨の日本の田園風景だが、昔に比べるとずいぶん減ったらしい。コロナや少子高齢化の影響だろうか。
去年はウンカの発生で苦戦した農家だが、今年は適切な農薬があるそうだから、一安心だ。
日本の食糧自給率は低いから、農作物、水産物、飲料水などの確保は本当に大切だ。
大好きな魚も最近は目に見えて減った。地球温暖化、海水温、世界規模の乱獲などが原因だが、何とかならんかなあ。
《小倉の藤園》
ある雨の日、小倉まで藤を見に行った。徳山の児玉源太郎も藤が好きで庭に藤棚があった。
小倉の藤園は山奥にあって、雨に濡れた色とりどりの花がランプに映えて夢幻的だった♪
治水ダムになったふもとの村に住んでいた男性が、昔見た藤を懐かしみ、移植して増やした。
その後もひっそりと無名の山だったが、数年前アメリカのテレビが「日本の名風景」として報道し、急に有名になったらしい。
運命は面白いね。いつか徳山に児玉藤園を作る時は参考にしてね。
余談だが僕の母の実家も今は川上ダムの底に沈んだが、母は女学生時代に見た「ノウゼンカズラの赤い花」を懐かしみ、家の庭に植えていた♪
《さて最近のコロナ》
あんなに燃え盛ったコロナの大火が段々静まってきたように見える。
山口県の新規感染者数も先週は連日10人台まで下がった。(日曜は3人?)
ワクチンのおかげで、ちょっとほっとしたが、「これは梅雨の中休み。世界はまだ大変」と言う専門家も多い。
《オリンピック是か非か》
そして今政府のコロナ司令塔の中も「医師、専門家グループと政府・自民党」が「オリンピック開催の是非」で対立中?とか。
お医者さんは「普通ならやる状態ではない。もしやるなら覚悟を持って」?
政治家は「決めるのは政府だ、外野は黙っていろ」?
《これが官尊民卑かどうか知らないが》
聞けば医の世界でも、官(政府、厚生省、国立大医学部)対民(私大医学部、医師、病院、企業、研究所)の対立は、明治の昔から根深いらしい。
ならばこの際、ワクチンなど新医療開発、医療体制強化などの問題と同時にぜひ解決してほしいものだ。
《最後に三匹の猫でいま「夏のかすり展」♪》
久留米絣「儀右エ門」と備後絣「カスリラ」のほかブリザーブドフラワー、マスク、アクセサリー、戸塚刺繍など素敵な作品がいっぱい♪6月27日まで。
(ギャラリー三匹の猫)
