2026年05月28日(木)

コラム・エッセイ

青年よ、立て♫

随想 猫の目 吉原 雍

 《祝成人♫》

 「成人の日」は国の祝日で、法律にはこう定めてある。

 「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を、祝いはげます日」

 素敵な法律だが、よく読むと大人にはかなり、しんどい。(笑)

 暮らし良い社会を作って青年たちに残してやれなかった自分たちに、祝いはげます資格なんてあるだろうか。恥ずかしい。

 だが反省はそこまで。あとはお祭りモードで以前は1月15日に、最近は1月の第2月曜日に、お祝いし、はげましてきた。(笑)

 いま少子高齢化が言われ、日本の総人口も今は1億2,000万人だが、20年後には1億人を切るかもしれない。

 その中身も15歳未満(今、12%)と、15〜64歳の生産可能層(今、60%)が減って、65歳以上(今、27%)が増える。

 中でも特に75歳以上(今、13%)が増える、という話でしょ。

 だから、成人の若者たち、おめでとう、よく育ってくれたね。

 これからは先輩の大人たちといっしょに、君たちも力を貸して、次の時代を作ってゆこう。

 《祝維新150年♫》

 先日からNHKの大河ドラマが始まって、主人公は薩摩の西郷隆盛になった。長州にもいっぱいいるのにね、残念。

 林真理子さんの原作がドラマで、どう脚色されてゆくか知らないが、ともかく時代は明治維新とその後の10年だ。

 僕などの頭には司馬遼太郎の「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」の歴史観が詰まっているから、このドラマの展開と合うかどうかわからんが。

 だが、第一回目はなんだかワクワクしたよ♫西郷が一生をかける殿様(俳優・渡辺謙)が乗馬姿もりりしく登場したり、西郷の弱者に対する優しい一面が早くも顔を出したからね。

 折しもことしは明治維新から150年。安倍首相は長州出身だし、萩周辺の史跡が世界遺産に選ばれたり、山口県も盛り上がっている。徳山藩にも児玉源太郎はじめ何人もの志士がいたしね♫

 だから、平成の世に生まれて成人した若者たちも、ここで心機一転、志を高く掲げて、維新の志士になったつもりで飛躍してほしいものだ♫

 ただし、忘れないでほしいのは、まさにあの時代に、その後の日本が道を誤った基礎も作られた、という歴史。

 明治の若者のひたむきな生き方を単なる楽しい青春物語としてとらえるのでなく「自分ならこうしたな」などと考えながら見てほしい。

 《さて三匹の猫は》

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 26日から「創作人形・ひな展」♫

(ギャラリー三匹の猫)

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