2026年05月28日(木)

コラム・エッセイ

トランプ寒波、来るか?

随想 猫の目 吉原 雍

 《寒波襲来》

 暖かい正月でのほほんとしたぶん、ここ数日の寒波は老いの身にこたえましたのお。(笑)

 温暖化のくせに寒いのかと聞かれるけど(笑)実は温暖化によって気温だけでなく海水温も上がる。そして暖水が北極海の氷の下に入って対流すると、今度みたいな寒波が発生するらしい。

 しかしこう寒いと頭も体も動かなくなって、大昔、恐竜が絶滅した気持ちがよくわかるね。(笑)

 ところで、あと3日したら、アメリカのあのトランプ氏が大統領に就任し、新政策を発表するけど、内容次第では大寒波になって、恐竜みたいに本当に絶滅するかもしれないよ。

 《トランプ氏は》

 不動産業の成功者だが、一見して頑固でわがままで短気そう。人を敵か味方かに分けてつきあうと何かで読んだ。

 政治経験はゼロで、アメリカ大統領に当然期待される判断、知識、歴史観などが不十分で、それを補うブレーンがいなさそう。

 まあそんなわけで、トランプ氏はいまいち正体が不明で、何を考え、何をやりたいか、多くの人がわからない。

 《だが、熾烈(しれつ)な大統領選挙戦を》

 無名の泡沫(ほうまつ)候補が「強いアメリカ再び」を掲げて勝ち抜いたのは確か。そばに立てばもちろん圧倒されそうな大男の白人、現代版・西部のジョン・ウェーン。

 そして、かつて自動車産業などで働いてハッピーだったが、今は仕事がなくなって不満な白人層が支持したのも確か。

 《アメリカ・ファースト》

 だから新政権は第一に「支持白人層のために仕事を取り戻す、それも愚直なまでに一途に」と僕は思う。

 一見頭が悪くて頑固でこわもてのトランプ氏が、優秀なブレーンで脇を固めたら、「強いアメリカ再び」が実現するかもしれない。

 だが「アメリカ・ファースト(第一主義)」のとばっちりを受ける相手は迷惑だ。すでにやり玉にあがっている中国、メキシコ、日本などのほかに関連する国際企業も要注意。

 さらに心配は自国中心主義を唱える国が続出しないか。そうなれば世界秩序が崩れて戦争になるから。

 《民主主義の危機》

 最後にお願い。トランプ氏はツイッターの短文で政策を発信したいらしいが、政策は国会で国民全体に向けてしっかり議論すべし。

 それからマスメディアからの耳に痛い質問でも対応して、国民にしっかり説明すべし。

 「独断、偏見、こわもて政治」で民主主義を破壊してはいけない。

 《最後に三匹の猫》

 21日(土)から「地元作家の創作人形・ひな展」♪

(ギャラリー三匹の猫)

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