コラム・エッセイ
鬼は外‼、福は内♪
随想 猫の目 吉原 雍《節分の夜は》
仲間が集まって恵方巻(えほうまき)という太巻寿司を食べた。厳しい次の作法に従って。(笑)
①ことしの「恵み」が一番多い「方角」の北北西を向く。
②太「巻」寿司を丸ごと一本両手に持ち、口にくわえて食べ方始め。
③一本食べ切るまで、一言でもしゃべったら失格。太巻を口から離しても失格。一休みしてもすぐ再開すればいいが、しばらく休むと失格。
④以上の試練に耐えて無事に食べ切った人は、ことし一年健康でハッピーになれる。(笑)
「ほうびがそれじゃつまらん」などと言って、僕たちは全員失格したけど、あの遊び、やってみると面白い♪
さすがは20年前に、商売上手の関西の寿司業界が始めただけのことはある、節分の日だけの恵方巻♪
今では全国の寿司屋、コンビニ、スーパーが売っている。太さも中身もいろいろあって、値段も一本数100円から数1,000円まで。
余談だが、恵方巻の手本は、その10年くらい前にチョコレート業界が始めた「2月14日のバレンタインチョコ」らしいよ。
それでわかった‼2月3日の恵方巻、2月14日のバレンタインチョコ…どちらも金もうけ上手な業者の策略に、僕たちが引っかけられたんだ🎶
ああ人生、油断もスキもあったもんじゃない。鬼は外〜。(笑)
《旧友からの電話は》
その点、利害がなくてうれしい♪先夜、平和通のビール・スタンドでコロナをグイ飲みしていたら携帯が鳴った🎶
大学の仲間が東京の青山で飲んでいるらしい。「オイ、俺だ」と言ってAが話したあとで「オイ、俺だ」とBに替わった。さらにC、D、Eの合計5人が入れ代わり立ち代わり電話に出て、ぐちゃぐちゃしゃべった🎶
「エル、テンポ…」とかスペイン語やドイツ語で話す奴もいて、50年の時が一気に戻ったよ。
あっという間の十数分だったが、あふれ出たのは互いを気遣う友情の言葉🎶
「オイ、元気か」「体、大丈夫か」「元気ならいいけど、たまには顔見せろ」「いまどこだ、すぐ来い」などなど。
ああ、涙が出そうなこんな夜は、福は内〜♪
《フキノトウが》
裏庭に顔を出したよ。そのうち行きつけの店で天ぷらにしてもらおう。玄関の梅の古木にも小さな花が咲いたよ。
春遠からじ、福は内〜♪
そこで一句。
老木の
白き花見よ
フキノトウ
《最後に三匹の猫》
月末まで7人の作家の「創作人形・ひな展」開催中♪世界に一つだけの可愛い人形たち🎶
19日(日)午後2時から「ひなまつりコンサート」♪
(ギャラリー三匹の猫)
