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文化 : 下松市のニュース
下松市制奉祝、陸軍の演習 発掘!!ふるさとの古写真 11月29日まで・島の学び舎
文化下松市下松市笠戸島の郷土資料展示収蔵施設「島の学び舎」で企画展「発掘!!ふるさとの古写真」が始まり、明治から昭和にかけて撮影したと見られる初公開の貴重な写真50点が展示され、関心を集めている。11月29日(日)まで。
写真のうち「東町(元町)青年会市制施行奉祝行列」は1939年の市制施行を祝う大名行列を模した行列や三味線を手にした参加者を撮影したもの。軍事機密保護のため、背景を消したものや呉海軍港務部の「検閲済」の印判が押された写真もある。
花岡小学校に集合した歩兵第71連隊の写真は年次は不明だが、同連隊が広島県から山口県東部にかけて機動演習を実施した08年から22年までの間と見られる。校庭に集まり、師団長の講評を聞く様子や、往還松が残る街道を行軍する、岩国市周東町から下松市久保垰市までの間で撮影されたと見られる写真もある。
昭和10年代と見られる幼児の施設、慈光園の学芸会や41年の入園記念写真、下松駅前の桜町にあった飲食店「木屋食道楽」などがある。栄町にあった旧消防署の火の見やぐらから周囲の風景を連続して撮影した54年のパノラマ写真は主な建物を説明する図と一緒に展示している。
徳山に生まれた実業家で晩年、下松市に住んだ矢嶋作郎に関連した葬儀の行列の写真には、矢嶋邸の周囲の風景も写っている。戦後、昭和天皇が日立製作所を訪れた際の写真もある。
同館は旧江の浦小の校舎を改装して4年前に開設された施設。下松出身の軍人、政治家でスキー、民間航空の発展に貢献した長岡外史や矢嶋を紹介し、市内の遺跡から出土した土器など埋蔵文化財、昔の生活用具など民俗資料、笠戸島や江の浦小、同島にある造船所などの写真、資料も常設展示している。
無料。午前10時から午後4時まで。開館日は火、木、土、日曜と祝日。問い合わせは同館(0833-52-0860)、市教委生涯学習振興課(45-1870)へ。
