2026年04月16日(木)

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雅起ミュージカル再び 8月18日・「人魚姫の物語り」公演

  • 衣装をつけた出演者

 脳出血で倒れて闘病中の周南少年少女合唱団の元指導者、石川雅起さん(63)=周南市須々万=のオリジナルミュージカル「人魚姫の物語り」が妻で一緒に同合唱団を指導した由美子さん(62)が代表を務める雅起ミュージカルClubによって8月18日午後6時から周南市文化会館で再演される。9日に初めて衣装をつけた出演者全員の練習が徳山社会福祉センターで開かれて盛り上がった。

 雅起さんは新南陽高で音楽を教えながら同合唱団を指導、定期演奏会ではアンデルセン童話をもとに自ら作曲、降り付けをしたミュージカルを発表していた。また周南冬のツリーまつりなど地域のイベントでも活躍し、宝塚歌劇団に入団した教え子もあった。

 しかし、倒れてからはほとんど寝たきりで、話すことも身体を動かすこともできず、目のまばたきで自分の意志を表す状態が続いている。

 今回の公演のきっかけになったのは1昨年8月6日に実現した雅起さんのオリジナルミュージカル「マッチ売りの少女」の公演。かつての団員や新南陽高ブラスバンド部員、OB、一般公募で集まった人の手で再演が実現した。

 この時は石川雅起オリジナルミュージカル愛好会だったが、昨年1月1日に現在の雅起ニュージカルClubを発足させ、次の公演に向けてスタートした。

 今回の出演は2歳から最高齢は68歳までの公募などで集まった人たち30人と同市の内冨陽子さんが主宰している山口バレエアカデミーの子どもたち15人。

 主人公の人魚姫は田布施町の中学3年、桐川純怜さん。桐川さんは2年前のマッチ売りの少女でも主役の少女を演じている。子どもたちはクラゲや海の微生物のポリプになり、海王や船乗り、陸の王様、王子様などが登場、山口バレエアカデミーの子どもたちは海の中やお城の舞踏会などで踊り子として登場する。

 音楽、照明も使った本格的な舞台で、人魚姫の報いを求めない無償の愛を描く、衣装は手作り、初めて舞台に立つ人も多いが由美子さんの指導で歌や振り付の練習を重ねている。

 由美子さんは「雅起が情熱を込めて作った楽譜などだが、何もしなければごみになってしまう。これを活かすことが私にできること」と話している。

 チケットは高校生以上千円(当日1,200円)、3歳以上中学生以下500円(700円)。市文化会館、スターピアくだまつで扱っている。

 問い合わせは由美子さん(080-3871-6029)へ。

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