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文化 : 周南市のニュース
300年前の祈り伝えて 山崎八幡の本山神事奉納
文化周南市周南市の山崎八幡宮(河谷昭彦宮司)の秋季例大祭が9月29日に開かれ、本山神事が奉納された。境内の坂の上から山車を落とすことで知られ、今年は本山神事を最初に奉納した徳山藩の3代藩主、毛利元次公の没後300年にちなみ、徳山毛利家の第14代当主の毛利就慶さんを招いて山車に乗ってもらった。
山車は元次公が五穀豊穣を願って奉納したが、くぎなどを使わず、毎年、山で集めたかずらで丸太などを結んで組み立てる昔ながらの姿が残り、県指定無形民俗文化財に指定されている。
前日から前夜祭が開かれ、29日は参道に露店が並び、子どもみこし、女みこしの奉納、子どもかごに乗せて練り歩く鞨鼓(かんこ)行列などがあり、夕方、いよいよ本山が150人の綱の引き手とともに参道に登場。乗組員の駆け声に合わせて参道を進み、途中までは鞨鼓の子どもも乗り込み、鳥のくちばしのような帽子をかぶった〝シシ〟が山車の上で舞って盛り上げた。
最後に坂道に差し掛かると動かなくなる場面もあったが、白装束の引き手が息を合わせて力を入れると一気に引き上げた。
境内では鳳輦(ほうれん)と向かい合うように本山が置かれて本山保存会の門井洋次会長や総代などの代表が鳳輦に拝礼する神事や巫女舞などがあった。最後に幕などの飾りをはずした山車が坂の上から突き落とされ、屋根の上の松を奪おうと若者たちが殺到していた。
