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文化 : 周南市のニュース
鹿野の自然テーマに ロベルト・ピビリ展覧会
文化周南市周南市鹿野の渋川の「子たぬきのパン」が今年5月に開設したギャラリーで、山口市在住のイタリア人の画家の作品展「ロベルト・ピビリ展覧会 秋〜autunno」が15日から始まった。11月15日(日)まで。
ピビリさん(60)は30年前からイタリアで壁面装飾の仕事をしながら作家活動を始めた。日本に関心があり、2007年に日本人と結婚し何度も日本を訪れていたが、4年前に山口市に移住した。
山口県の自然などにひかれて鹿野も何度か訪れている。昨年10月からは山口市の古民家にイタリアの故郷の料理を県内の食材で作るレストランを開いている。
昨年の第72回県美展でインスタレーション作品の「椹野川沿いのイノシシの行進」が大賞を受賞し、今年2月の県美展では1部屋を自分の作品で埋める特別展示もした。今後は11月に東京の新宿で個展を開く。
今回の展覧会名の「autunno」はイタリア語で秋。鹿野の自然をテーマにした作品は、米の紙袋にアクリル、水彩絵の具、クレヨン、墨汁、ろう、整髪剤も使って描いた抽象画。掛け軸を意識した想定の作品など20点が並ぶ。
イタリア人作家の作品展は同ギャラリーではもちろん初めてだが、ピビリさんの作品は柱などがむきだしの土壁のギャラリーと融合し、子たぬきのパンのうめざわしのぶさんは「イタリアの人の土地に対する思いがあるから私の中にストンと入ってくる」と話す。鹿野はこれから紅葉のシーズン。美術作品と自然と同店のパンを楽しめる。
ギャラリー、同店とも木、金、土、日曜と祝日の午前10時から午後5時まで営業。ただし11月3日は休業。石船温泉から長野山へ向かう途中、農家レストランたぬきの隣にある。電話は090-8393-5793。
