2026年04月17日(金)

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山下工業所「ひらめのオブジェ」贈る 栽培漁業センターにシンボル 打ち出し板金の技術生かして

  • 「ひらめのオブジェ」と演奏する河本、藤見さん

  • 寄贈式に出席した人たち

 山口県下松市笠戸島の市栽培漁業センター「ひらめきパーク笠戸島」に23日、同センターのシンボルとなるアルミ製の「ひらめのオブジェ」が同市東海岸通りの山下工業所(山下竜登社長)から贈られた。このオブジェは同社の新幹線の先頭車両などで使われている「打ち出し板金」の技術で作られた。

 オブジェは高さ1.9メートル。重さは本体が18キロ、台座が12キロ。台座には車輪が付いていて移動させることができる。デザインはくだまつ笠戸イカダレース大会のキャラクターの「ひらめっこ」を立体化している。

 同センターは市水産振興基金協会(理事長・玉井哲郎副市長)が運営して「笠戸ひらめ」「笠戸とらふぐ」の養殖や、マコガレイ、オニオコゼ、キジハタ、アイナメ、ウマヅラハギの稚魚の生産に取り組んでいる。2020年2月にはタッチングプールや研修棟などが完成し、レジャー施設としても人気を集めている。

 山下工業所は「打ち出し板金」の技術を使ってアルミ製のチェロやバイオリン、11年にはちょるる、JR徳山駅に展示している0系新幹線のオブジェなどを制作して市やJR西日本などに贈っている。

 今回の「ひらめのオブジェ」は3年前、同協会理事長を兼ねていた当時の近藤和彦副市長からタッチングプールなどの完成1周年に向けて、ヒラメをモチーフにしたオブジェ製作の打診があったのがきっかけ。

 山下工業所ではヒラメの姿を改めて調べることから着手して「ひらめっこ」を使用することにした。「ひらめっこ」は平面のイラストしかないため、立体化のためのデザインを徳山高専に依頼し、出来上がった図面をもとに、ひれの位置、形状などを本物に近づけてデザインを決めた。

 オブジェはイラストの「ひらめっこ」と同様に大きな口を開いた姿で、打ちだし板金ならではの曲線を生かした流線形の体に大きな目が付いている。

 「現代の名工」に選ばれている藤井洋征さん(77)らが約2カ月がかりで作り上げたが、新型コロナウイルス感染拡大で寄贈式が開けず、寄贈がこの日になった。

 寄贈式は国井益雄市長、玉井副市長、現在は県総務部理事の近藤さん、山下工業所から山下社長(58)と藤井さんが出席。式典のあとはアトラクションとしてタッチングプールのそばで、同社のアルミ製のチェロとバイオリンによる弦楽二重奏の演奏があり、バイオリンを河本真樹子さん、チェロを藤見清加(さやか)さんが演奏した。

 式典で山下社長は「センターのシンボルとして長く使ってほしい」と述べ、国井市長は「山下工業所は下松市のものづくりの先駆者。ものづくりのまちを先導してほしい」と期待していた。

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