ニュース
経済 : その他のニュース
来春高卒求人数25.3%減 求人倍率は11年ぶり低下
経済その他山口労働局は2020年8月末現在の、21年3月の新規高卒予定者の求人・求職状況を発表した。県内の9つのハローワークで受理した求人数は5,062人で、前年同期比で25.3%減り、2012年以来8年ぶりの減少となった。
県内の高校に在籍し、学校やハローワークの紹介で就職を希望する生徒は3,060人で前年同期比6.8%減。このうち県内の就職希望者は2,530人で7.3%の減少だった。
求人倍率は1.65倍で前年同期の2.06倍を0・41ポイント下回り、2009年度以来、11年ぶりの低下となった。
産業別ではほぼすべての業種で求人が減り、製造業が576人減で27.2%、卸売・小売業が550人で42.8%と大幅に減少した。職業別でもほぼ全職種で減少し、生産工程・労務・技能工等が721人で21.5%、販売が464人で48.7%と減少した。従業員数の規模別でも、全区分で減少した。
ハローワーク別では、県内全てのハローワークで減少。ハローワーク山口が532人減で39.5%と最も減少率が高かった。徳山は59人で7.6%、下松は192人で30.1%の減少だった。